苗植えの実況中継!

「容器を持って玄関前に集合してくださいね♡」

と優しく指示を出す教頭先生。

子どもたちは、これから一体、何が始まるんだろうかと、ハラハラ、ドキドキしながら外へ出て行くことに。

そこには、お米の苗をもった教頭先生の姿がありました!

そう、今日の5年生の社会科の授業では、寿都の隠れた名産、お米の苗植えを体験するですって!

では、早速、お米の苗植えに挑戦する6名の潮路っ子たちの活躍を覗いてみることにしましょう!

みんなで力を合わせ、校舎の裏側にある畑をめざすことに。

無事、畑に到着すると、いよいよここからが作業の本番です。

スコップを使い、土を容器の中へ入れていきます。一見、柔らかそうな土に見えますが、これがなかなか難しい。


そんなときです。教頭先生から、「足を使ってやってみてごらん」とアドバイスを送られると・・・

スゴイでしょ!?1回ですくえる土の量が歴然と違っていたのが分かりますよね!

でも、さすがにこれはちょっと多かったかも・・・

最終的にはスコップの使い方もみんな上達し、適度な量に土を入れることができました!

続いての作業は、水を入れる作業です。

ホースを使う?いやいや、そんなことはしませんよ!

近くに流れる小川をめざします。

一輪車を使い、ここでも、みんなで協力して運んでいましたよ。いいぞ、潮路っ子!

水汲み用の道具を使い、容器の中に水を入れていきます。

最初こそ苦戦していましたが・・・

何回もやっているうちにコツをつかんできたようです。無事、容器の中に水を入れることができました。

さ~て、今日の苗植え体験もいよいよクライマックス!

苗を適度な量に、手で切り分け、土に植えていきます。

ポイントは、ある程度の距離をあけて植えること。近すぎると、栄養が行き届かなくなってしまいます。

ご覧ください!

しっかりと、等間隔で植えることができています。

教頭先生も太鼓判を押していましたよ!

無事、6名全員が時間内に作業を終えることができました。

ところで、「米」という、この漢字、よーく見ると、「八、十、八」から成り立っていることがわかります。

お米作りには、88の手間がかかるといわれているんです。

これから、多くの手間をかけて「米」を作ります。興味のある方は、潮路小ミニ水田を見に来てください。

苗を分けていただいた農家のみなさん、本当にありがとうございました!